鏡筒バンド

番外編 (onshapeにΦ60鏡筒TWIN用バンドをアップしたよ)

毎日の地域猫のお世話ですが、梅雨明け後は少し変化がありました。
東屋以外の場所の出て来なかった猫も出てくるようになりましたね。
気温は今の方が高いような気がするんだけど、ジメジメ感は無いかな?
猫は日陰にいれば過ごしやすいのかも知れないな。
ただ、今日は猫の体が熱かった。
いつもは日陰から出てくると被毛がヒンヤリしているのに、今日はそうじゃなかったな。
日向を歩いてきたわけじゃなく、日陰を歩いてきたのにね。
今が一番痩せているかな?
暑い時に余分な脂肪は要らないって事なんだろう。
自分も脂肪は要らないんだけど、落ちないねぇorz...



onshapeですが、FUSION360からインポートする際に”IGES”と”STEP”というファイル形式にFUSION360では落としています。
変換後のファイル自体はあまり違いを感じないのですが(まだ分かっていない)、変換スピードはかなり違いますね。
IGESだと凄く長い時間変換に費やすようです。
STEPの3倍以上の時間がかかる感じ。
そして今回のファイルではIGESではエラーが出ました。
STEPでは問題なく10分かからず変換されたんだけど、IGESでは30数分の時点でエラーが出ました。
Non-solid geometryというファイルが別に作成されており、これがエラーのパーツなんでしょう。
STEPでは問題が無かったんだけど、以上の事からFUSION360からのデータ移管はSTEP形式が良いのかな?

という事で、今回はボーグ60鏡筒用のTwin鏡筒バンドをonshapeにアップしました。
自分の3Dプリンターではほぼ限界の造形サイズです。
使用カメラはNEXシリーズで考えていますので、それより大きいボディサイズのカメラだと写野回転時にカメラ同士が干渉するかもしれません。


2本の鏡筒を並べて撮影する場合、その写野を合わせる必要がありますね。
それを可能にする為に、片方の鏡筒をファインダーの照準合わせと同じような仕組みにしています。

ファインダーのように3点支持とかではなく面で支えていますので割といい感じに出来ているんじゃないかと思います。

実際に写野を合わせてステレオ写真を撮ったりしています。


もちろん星空相手にテストもしていますよ。



まぁ、こんな事をする方はそうそういないと思いますが、もし、このデータを利用される場合はお約束の自己責任でお願いします(^^;)

自分もonshapeでもFUSION360と同じぐらいに設計ができるよう、コツコツと練習していきます。

太陽とか撮影しようかな?って今日も思ったんですけどねぇ・・・思っただけです(^^;)
金星も日没とともに沈んじゃう感じになっちゃったから涼しくなってから撮る事が出来なくなっちゃったよorz...
撮影しておきたかったなぁ。

番外編 (onshapeにΦ60用鏡筒バンドをアップしたよ)

今日は定期通院でした。
その結果、お土産を装着してきました。
お土産を装着?
変な言葉ですね。
24時間、心電図を録る為の装置”ポルター心電図”なるものを着けてきました。
心臓周りに電極5枚を貼り付け、そこからコードが小さな本体まで延びています。
本体は昔のポケベル程の大きさで革製のケースに納まっていますよ。
それを首に掛けているのです。
まぁそれほど邪魔にはなりません。
明日の昼までの我慢。
検査結果は3週間後に・・・┐(´∀`)┌ヤレヤレ



さて、そんな状態なので太陽とか金星とか撮ろうと思っていたんですがやめました。
電極が剥がれることはないそうですが、汗ばんで痒くなっても嫌なので涼しい部屋の中で過ごしますよ。
ボーっとしていても仕方がないので、BORG60鏡筒用にFUSION360で書いたデータをonshapeにアップしました。
document
今回はSTEP形式とIGES形式の2ファイル。
違いが分からないのですが、どちらも普通に編集できますね。
どんな形式でFUSION360からonshapeに持ってくるのが良いのか分からないので、この二つのファイルで弄ってみて理解しようと思います。

10個のパーツで構成されていますが、どちらも名前が同じになっているのでどのパーツが何かまでは分かりませんね。(元のファイルでは名前を付けてあるんですが・・・)
60RING_1
60RING_2
60RING_3
クリックするとそれがどのパーツか分かります。

3/8→1/4カメラネジも含まれています。
これは3Dプリンターでプリントするのではなく金属の製品を埋め込みますよ。

それ以外は自分は3Dプリンターでプリントしていますが、BORGは軽いのでそれで問題が起きたことはないです。

もし、利用される方がいましたら、そういう心配な個所は金属パーツに置き換えてください。(お約束の自己責任での利用をお願いします)
”コピーして編集する”を選べばスケッチが可能ですから、いろいろ弄ってみてくださいね♪

番外編 (備忘録:FUSION360で鏡筒バンドを書いてみる その3)

近くのホームセンターにガス風呂給湯機の事を聞きに行ってきました。
在庫についてはメーカーが盆休みなのでハッキリ言えないが、納期の見通しは「早くて3カ月後ぐらい」らしいです。
まぁどこもこんな状況でしょう。
稀にどこかの販売店がもっている在庫が回してもらえることもあるみたいですが、いずれにしてもメーカーが休みなのでそれも分かりません。
あと、静岡ではエコジョーズを使う事でのデメリットの一つ、”オーバーフロー排水の処理”に掛かる諸費用は発生しないらしいです。
自治体によってはこれに別途5,000~10,000円位の工事が発生するのですが、地元ではこれに関する条例などはないとの事。
機器によっては10年ぐらいでこの排水処理に関してドレンの何かの部品を定期交換しなきゃならないそうですが、このホームセンターで扱う機種にはその必要が無いとの事。
単純に初期コストだけの差で考えればいいみたいです。
月間ガス代が少ない我が家では、エコジョーズでない機種との差額は3~4年使えば埋るんじゃないかとの事。
長い目(10~15年使うつもり)で見ればコスト差以上にメリットは大きいとの事でした。
いずれにしても盆休み明けにならなきゃ検討することも出来ないです。



本題です。
これ、シリーズ化するつもりはなかったんだけど、備忘録にしては内容が淡白過ぎるかな?と思ってポイントを絞って補足しています。
まぁ、ネタ枯渇につきご容赦くださいって感じですかね(^^;)

今回が最後になる予定です。
前回、あとは円の押し出しで作れちゃうから難しくないと書きました。
だけど、スケッチ面を変えて作らなきゃならないネジパーツは少し補足が必要ですね。

と、その前に。
sketch_1

リングを閉じる部分を書く際に変な大きな長方形を書いている所、おかしいと思います?
これには理由があって”中心の長方形”という機能を好んで使うんですよ。

FUSION360では図形の中心点/角など図形を書く際に起点となりうる点は、マウスを近づけると自動的に示してくれるんです。
書いた線上では”×”印表示になってくれるし、中心点では”〇”になります。
直線の中点や四角形の中心点では”△”になったりします。
↑の場合だと、円の中心から平行線を出し円に交わらせるとそこが起点となって分かり易くなるんです。
そこからリングの固定部を書き足す際に、”2点の長方形”や”線分”で四角形を書くより”中心の長方形”を使った方が効率が良いのですよ。
実際に押し出す際には余分なところは指定しなければいいだけの事で、結果は変わらないんです。
単に図面としてみた場合には余分な線があるのでダメかもしれないですが、作りたいモノを効率的に書くなら”有り”だなと思っている訳です。


この特徴に触れたうえで、ネジパーツを書いていきます。

先ずは円を2つ書いて押し出して円柱を作ります。
screw_mail_1
この穴にピンが通る訳ですね。


次はこの側面から円柱を生やしたい訳ですが、実を言うと、自分は”拘束”という機能を理解していません。
”拘束”はFUSION360での便利機能で使えるようになると効率よく図面が書けるそうです。
図面を書いていると新たに書く円の軸を、既に作った他のボディの円に揃えたいっていう時があります。
単純に円柱同士ならスケッチ面を新たに作っても軸は簡単に揃います。
それが今回のような円柱の側面だったり、何かのボディの一部の円柱だったりすると軸が変わってしまって困る事があります。
拘束に”同心円”という機能があってこれは簡単に使えるのですが、それ以外の機能はまだ理解していないんですよね(^^;)
逆に言うと、それが分からなくても図面を書くには今のところ困ってはいないのです。
チュートリアルで拘束が出てきて”???”って思った方、安心してください。
3Dプリンターを使う上で、その機能は知らなくてもFUSION360は使えるんですよ。
行く行くは理解したいところです(^^;)

話を戻します。

円柱の側面の中心点を出さないと、そこにネジを作れない(作ってもおかしな部品になってしまう)ので、自分は以下の方法を使っています。
まず、構築コマンドから”接平面”を使って円柱の側面に新たな面を作ります。
screw_mail_2

この面をスケッチ面とし大きな四角形を書いて切り取ります。
screw_mail_3

すると平面が出来ますので、さらにその面をスケッチ面として利用すると・・・
screw_mail_5
冒頭に書いた機能で角が利用できますので、角から対角線を引けて、しかも中点が出ます。
これで円柱側面の中心に円柱を作れます。
(ホントはちゃんとした便利な機能があるんでしょうね(^^;))

これを押し出して円柱を作ってネジを切ります。
screw_mail_6

screw_mail_7
今回は切り取った面に円柱を作りましたが、この中心点を使って円を書いておき、接平面で作った軸のズレた面に書いた円を”同心円”の拘束で揃えるという手も考えられますね。

※追記
DesignSparkMechanical4.0だと面の構築とか考えずに円柱の側面に軸を揃えて円柱を作ることが簡単に出来ます。
すごく初心者にもやさしいCADなのですが、ネジを書くのが難しいのと、実際にプリントした時に円柱が多角形として出力されるのが難点です。
特に直径が大きくなるほど目立ちます。

※再追記
DesignSparkMechanicalは5.0にバージョンアップしていました。
早速ダウンロードして使ってみましたよ。
以前よりも更に軽快になっています。
でも、ネジは一発では書けないんですよね。
それを書くアドオンソフトは有料なのです。
因みに、こちらは商用利用でも基本ソフトは無料で使えます。
FUSION360に比べると直感的に使えて凄く簡単に3DCADを体験できます。
自分はこれで3DCADを覚えました。
↑のパーツをこれで書いてみた動画です。

面の追加とか意識することなく、スケッチとモデリングが切り替えなく出来るのでホントに簡単。
FUSION360は履歴の機能が便利なんですが、それがあるためにスケッチはスケッチ、モデリングはモデリングと切り替えが必要なんだろうと思います。
ただ、物を作るにはネジを避けて通れないので、FUSION360に乗り換えましたが、今でもネジを必要としない物の造形にはこちらのキャドを使っていますよ。
何かを作る時の事前確認には非常に便利です。



今回は少し込み入った内容でした。
でも、いろんな面の作り方を覚えると、一気にFUSION360で出来る事が拡がります。
これに”拘束”を覚えたら・・・便利なんだろうなぁ(^^;)

番外編 (備忘録:FUSION360で鏡筒バンドを書いてみる その2)

前回の続きです。
鏡筒バンドの主なスケッチをアップしておきますね。
ボーグの60鏡筒の場合、これを15~20mmで押し出してあげればいいかと思います。
もちろん各部のサイズは見直したって構いません。
これを基本にいろいろアレンジしたらいいのかと思いますよ。
sketch_1
いつもはノートPCで見ることを考えて幅1200ピクセルにリサイズしているのですが、文字がつぶれるかもしれないと思いリサイズなしでハードコピーをアップしましたよ。→でも1280にリサイズされてました(^^;)

あとは押し出しで以下の青い部分を15~20mmぐらいで押し出して作れば良い訳です。
under_ring

upper_ring

初めて鏡筒バンドを書いた時には、バンド自体の円柱を押し出して作り、それからヒンジ部を作り、開口部の固定部を作り・・・と段階ごとにスケッチを書いていましたが、今や予めパーツを除いて主要部は最初から書けるようになりました。

あとは側面やその他のパーツ用の処理を施せば出来ますね。
それらは円の押し出しで出来るものなので難しくはないです。

ベースの形状が立体化出来たら、箇所箇所で面取りやフィレット(丸め)を使って整えます。
完成形はこちら↓。(3DPDFになっています)

表示は出来ないみたいですから一旦ダウンロードアイコンを押して任意の場所に保存していただいて、ブラウザからではなく直にファイルを開いていただくしか方法が無いみたいです。
開く際にはセキュリティの関係で左上に?が出るだけですので、警告のオプションから文書を信頼するを選びます。
そのうえで文書上の空白部分をクリックすると3Dモデルが表示されます。
あとはマウスでドラッグしクルクル回すことが出来ます。

STLファイルを”thingiverse”にアップロードすれば?と言われそうですが、それではつまらないでしょ(^^;)
作る楽しみが削がれる・・・やっぱ自分で書かなきゃね。
個人的にはワンオフ物はそれでいいと思います。

番外編 (備忘録:FUSION360で鏡筒バンドを書いてみる)

参りました。
昨年のビルトインガスコンロに続き、またしてもこの時期にガス器具が逝かれました。
今回はこの時期で良かったというのが素直な感想。
それはガスの風呂給湯機なんですよ。
頑張れば水でもシャワーは浴びることが出来ますから・・・。
冬じゃ真似は出来ないけど。

事の発端は台風前の8/12 15時過ぎの嵐のような天候時の停電です。
ほんの数分でしたが、それ以降、ガス給湯器だけが復旧出来ませんでした。
今までは停電があっても問題なく使えていたんですが、今回は風呂場のリモコンが起動しません。
というより、どうやら本体が起動しないらしい。
メインのリモコンは起動し時間設定などできるのですが、いざ蛇口を開けるとそのとたんリセットが掛かります。
本体が起動していないので当然ですね。
台風明けの今日、ガス器具屋さんが来てくれましたが、肝心のメーカーは18日まで盆休みなのでどうにもなりませんでした。

購入後22年目ですから、今までよく持ったと言えますね。
普通15年ぐらいで限界を迎えますから。
たぶん直せないような気がする。
基板とかがダメで部品が無いってパターンじゃないかな?

以前からいつ故障するのかと思っていましたから、買い替えについてはやぶさかではありません。
むしろ新しくなるのがうれしいくらいですよ。
まぁ直るのならそれはそれで良しですが(^^;)
一番の問題はコロナの影響で供給が追い付いていないことですね。





悪天候で何もすることが無かったので、振り返りのネタを・・・。
軽量なボーグとかで使うための鏡筒バンドの書き方をまとめておきます。

いつも同じような鏡筒バンドを作る時に、”どうやって書いたっけな?”と過去のデータを開いて履歴を辿ったりするんですが、ここに上げておけば簡単に振り返ることが出来るのです。

可動部のサイズ感など、その都度考えて書くよりもいいんじゃないかと思った次第です。

まず、全体のイメージ。
60size_BARREL_RING-1

上下にはカメラネジ(3/8→1/4変換アダプター)を仕込んでアルカスイスなどのプレートに固定できるようにしています。

構成パーツはGIFアニメーションで・・・。
Components

自分はボーグの対物レンズを替えて使うために、取り外しに便利な普通の鏡筒バンドのように作ります。
そのジョイント部は↑のようにしなくてもいいのですが、本物の多くが↑のような形状なので真似をしています。

初めて書く時、その書き方には悩みましたよ。
今となっては簡単な事なんですが(^^;)

その手順だけ詳しくまとめておきます。
コツは、書いたスケッチ(図面)の再利用です。
FUSION360では、書いたスケッチは押し出して立体化すると画面上から消えます。
当然データとしては残っています。
表示されていないだけなんですね。
ウィンドウ内左端のブラウザにスケッチのツリーがありますから、表示/非表示を切り替えて何度でも再利用が出来ます。

下部のリングを立体化した後、再度スケッチを表示しジョイント部を2/3切り取ってしまいます。
joint1

その後に再び上から1/3を押し出して作ります。
joint2

上部リングのジョイントは両方から切り取りますので、裏面にスケッチを追加しておきます。
joint3

スケッチの再利用で切り取り・・・。
joint4

追加したスケッチで切り取ります。
joint5

これでジョイント部が完成です。
こんな簡単なことが初めての時には悩んだんですよねぇ・・・。

他にも新たな面を表面から1/3下がったところに構築してそこに円を描いて切り取る方法もあります。
初めての時はこの方法で書きましたが、↑の方が簡単ですね。

実際には摺動面のクリアランスを考えて1/3ではなく0.1~0.5mmぐらい隙間を作りますけどね。


それと、バンドを締め付けるネジは、ローレットを刻むといいですね。
その方法は以前書きましたので、そちらでご確認ください。




全てのパーツはABS樹脂で作ります。
強度的に???と思われるかもしれませんが、鏡筒が軽いために問題は起きていません。
プリント時に積層方向を考えてプリントすることも大事です。
積層間が剥がれるトラブルが一番に考えられますから、細いパーツ/薄いパーツはなるべく太さ/厚みを付けるように設計し、弱い箇所が剥がれ易い方向に来ないように印刷をするのが肝要です。
このリングではネジ部を縦に印刷するのではなく、横に寝かせて印刷をするのが正解ですね。
サポートを付けて斜めに寝かせて印刷をする手もありますね。

強度的に心配な場合はそこだけ金属パーツに置き換えるのもいいですね。
↑の場合ジョイントのピンはボルト&ナットを使うとか。

まぁ、こんな事を考えながら作っていくのが楽しい訳ですよ。
そして考えたものが実際に形になっちゃうんだから、もっと楽しい訳です(^^;)
ほんと、便利な時代になったものです(((uдu*)ゥンゥン
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