AZ-Palm

番外編 (経緯台用L型アームを組んでみたよ)

最近、地域猫のお世話をしてくれる方が増えたようですよ。
自分はお世話の時間がだんだん遅くなってきて、今は10時過ぎに出かけています。
以前はもっと早かったので他の方と被ってしまうことが良くあったんです。
なのでだんだんずらして10時過ぎになっています。
ただ、被らないようにした反面、どんな人が来ているのかが分からなくなっちゃいました。
それでも、猫たちの様子や現場の様子から”今日は誰か来てくれたな”というのがわかります。
今日は初めてお見かけする方と被りました。
昨日も他の方と被ったんですよ。
お陰でカリカリの消費量が減ってきているのです。
以前に比べて倍の値段になってしまったカリカリ。
今のペースなら経済的にも助かりますよ(^_^;)





ここのところ頭の中で考えていたトラバース経緯台で双眼鏡を載せるためのL型アームを手持ちのパーツで組んでみました。
ただ、トラバース経緯台専用ではなく、PORTA経緯台とAZ-Palmでも使えるように簡単に取り外し出来るように考えましたよ。

こんな感じです。
L-Type_Dovetail_Plate_1
壊れてしまった安物ジンバル雲台から剥ぎ取ったL型アームにスライド可能なアルカスイス互換プレートを組み合わせました。
経緯台との取り付けには端材のジュラルミンから作った変形アリガタプレートを使います。
端材だからあまり大きく作れなかったけどね。
L-Type_DovetailPlate_2
スライドプレートを取り外せば普通のL型アームとして使えます。
カメラレンズとかにはその方がいいでしょうね。

トラバース経緯台に取り付け。
L-Type_DovetailPlate_3

取り外してAZ-Palmに取り付け。
L-Type_DovetailPlate_4

高さは当然変えられます。
L-Type_DovetailPlate_5

双眼鏡の幅によってスライドも可能です。
L-Type_DovetailPlate_6
L-Type_DovetailPlate_7
まぁスライドさせなきゃならないような大きな双眼鏡はトラバース経緯台には無理ですけどね。
AZ-Palmやポルタ経緯台ならOKです。

変形アリガタプレートは左右でアリガタの角度を変えています。
L-Type_DovetailPlate_8
変える意味は余り無いかと思いますが、少なくともどちらかの側のクランプにはフィットする分安心できるかなと・・・
ただ一つ問題があります。
当初はもっと厚い板の端材を使うつもりで考えていたのですが、開いている穴の位置を避けられず、やむなく10ミリ厚の板に変えたのでトラバース経緯台では高さ(厚み)が2ミリ強足りません。
厚みが足りないことを忘れていたんですよ(^_^;)
またスペーサーを作って挟み高さを確保しますよ。

今回、取り付けに必要なネジは市販品では合わないので加工しています。
前回ネタのチャックシートが早々に活躍してくれました。
L-Type_DovetailPlate_9
アルカスイス互換クランプの固定用にM6トラスネジを加工して低頭ネジを作りましたよ。
L-Type_DovetailPlate_10
他にも変形アリガタプレートの固定用にM6キャップボルトの頭を細く削ったりもしました。
旋盤のチャックだと強く固定するとネジ山を潰しちゃうんだよね。
ERコレットを旋盤で使えるようになったのは中々に便利ですね。

番外編 (万能小型経緯台”AZ-Palm”の微動装置を考える)

台風ですねぇ・・・朝は結構降っていましたが、それからは夕方まで晴れていました。
夕方はまた雨になりましたけど・・・。
今は雨は上がって切れ切れの雲が流れていますね。
部屋に居ながらにしてATOM Cam Swingでサクッと外の様子が見られるので、なかなかに便利です。

雨が降っていなくても風が熱くて外で何かをする気にはなれません。
エアコンが効いた室内で、ふと思い出した標記の事柄を考えていました。

微動装置自体は余っているのです。
ミニポルタから外したヤツがね。
以前のブログで”AZ-Palm”を改良した際に”クランプや微動機構が欲しいね”ってボヤいたんです。

ミニポルタの微動装置はAZ-Palmの外径と同じなのでボルトで固定して使えなくはないと思うんですが、パン軸は重心が高くなるし、チルト軸は回転軸から荷重がかかるポイントが遠くなる、耐荷重もそんなにないはずなので、微動を実現するためだけにそれを使うのはなぁ・・・と躊躇します。

だからと言って3Dプリンターで作るのもねぇ・・・出来るの?それ?

まぁ、考えてみますか・・・ってのが今回のネタです(^^;)

FUSION360にはアドオンソフトがいろいろあります。
タダのもあれば有料のモノも。
今回は普通に考えるとウォームギアを使うのが真っ先に思いつくことですよね。
AUTODESKのAppStoreを覗くと”Worm Drive Maker”というのがありますが20ドルします。
フリーの”GF Gear Generator”でもウォームギアを作れるそうな。

早速、インストールして試してみました。
GF_GEAR_GENERATOR

使い方はよく分かりませんでしたが、コチョコチョ弄ってこんなのが出来ましたよ。
こちらのソフトでは基本のギアだけを作ってくれるんですね。
後はAZ-Palmに合わせて枝葉を付けてあげればいい訳ですね。

3Dプリンターを買って初めて3DCADを使い始めた頃、いろいろなモノを練習のために書きました。
その中にAZ-Palmもあるんですよ。
現物と見比べながら、とりあえず、パン方向の微動装置を考えてみましたよ。
AZ_Palm-with-movement_dev1
AZ_Palm-with-movement_dev2
ウォームホイールはAZ-Palmのギザギザにピッタリ嵌るようにし特に固定の仕組みは作りません。
全周微動になる目論見。
ウォームギアのホルダーは固定の仕組みを考えないといけませんが、この段階では考えていないです。
AZ_Palm-with-movement_dev3
固定/フリーが自由に出来ないとフリーストップ経緯台ではなくなっちゃうもんね。
でもさ、チルト方向は形状的に難しそうな気がするんだよなぁ・・・。

何処かに穴を開けて回転軸を抑え込むクランプ代わりのストッパーなら簡単に出来そうですが、穴を空けるのに抵抗があるんですよねぇ・・・。

まぁこれは考えているだけで、実際に必要なのかと言われると甚だ疑問ですヾ(´ω`; )ォィォィ


番外編 (万能小型経緯台”AZ-Palm”を改良する)

サランラップのCMでホランラップって出てくるでしょ?
あの子供みたいに”ホランラップがあったら買ってみたいな”なんて、CM見る度に思っていたんですよ。
ふと気になってググってみたんです。
するとあるじゃないですか( ゚Д゚)
まぁ、限定100個なんでとっくに無くなっていると思うんですけどね。
旭化成さんが”こっそり作りました”ですって!
ユーモアあるね♪


さて、以前から気になっていたAZ-Palmの渋い動き。
天候不順で暇はあるから改善すべく着手しました。

コンパクトで使いやすい経緯台ではあるのですが、商品説明で言うほど絶妙の滑り具合ではないのですよ。
そりゃテンションクランプリングを緩めたらそうなります。
ですが、そうすると少しグラつくんです。
風が強い日などはしっかり締めたうえで使いたいんです。
そうなると動きが渋いんですよね。
ちょっと動かしたいと動かそうとすると対象を通り過ぎてしまう。
で、少し戻そうとすると、またまた通り過ぎてしまう(`Д´) ムキー!
ちょっとってのがムズイのですよ。

考えられる原因は絶妙の滑りを生み出すように用いられているテフロン樹脂と思われる白いパーツ。
AZ-Palm_2_1
(これはチルト軸、パン軸にも同じ樹脂が使われています)

これをベアリングに置き換えたら改善するんじゃ?と誰でも思いますよね。
それにコレ、弾力のある素材だし、微妙なグラつきはここに起因するんじゃないかと思っちゃうわけですよ。

で、Amazonにてこの樹脂と同じサイズのスラストベアリングを探しましたよ。
厚みだけ違いますが同一サイズのベアリングがいくつもありました。
全部厚みが4mm(樹脂は2mm)ですね。
幸い仕組み的にそれは問題になりません。
なので、軸を支えるスペーサー部にもニードルベアリングを入れるべく、両方注文しました。
ニードルベアリングは5個単位で800円程。
スラストベアリングは2個で1,400円程。

ニードルベアリングは直ぐに届きました。
スラストベアリングは28日掛かりました。
past28days

早速、組み込みました。
AZ-Palm_1

チルト軸はこんな感じです。
AZ-Palm_2
スペーサーは3DプリンタでABSを用いて作りました。
ニードルベアリングの効果は正直よく分かりません。
長期的には真鍮製のスペーサーよりも有利なんじゃないかな?

パン軸。
AZ-Palm_3

グリスアップして完了です。

さて、実際の動きはどうでしょうか?


ウッヒャァ~!!!快適快適~!!!
ガッチリ締めても滑らか滑らか!!!

こうなると固定の仕組みも考えたくなっちゃうね。
クランプをどこかに・・・それに微動装置も・・・余っているミニポルタの微動装置が使えそうな気がする。
だけどコンパクトじゃなくなっちゃうね・・・。
それはひとまず置いておくかな。
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