3D CAD

番外編 (両頭グラインダーTDS-75F用コレットについて)

いろいろな事が起きる新年ですね。
今度は旅客機と海保機の衝突ですか( ゚д゚)ポカーン
いずれ真相は解明されるでしょうが、”メーデー!:航空機事故の真実と真相”を見続けているとこういうケースはヒューマンエラーしか無いと分かります。
管制/旅客機/海保機いずれかのミス。
今のところ、海保機側のミスが一番濃厚なニュース内容ですね。

しかし、羽田空港には各飛行機の位置を示すシステムがないのでしょうか?
かなり昔の他国で起きた滑走路内での事故によりとっくに導入されているはずのシステムが。
主要空港なら備えていると思われるこのシステムで海保機が滑走路内に侵入したことがわからないのでしょうか?
なんだか不思議な思いですよ。


テレビをボーッと見続ける正月は箱根駅伝の終了とともに終わりかな。
ということで、工作天国期間がやってきました。
いろいろやりたいことがあるけれど、まずは簡単そうな表題の件から取り掛かろうと思います。
中古で買ったので、新品なら付属しているコレット(Φ2.35/3.1)が揃っていなかったのです。
細目のΦ2.3のみしか無かったので、持っているルーターのビット(Φ3.0~3.2)がこのままでは使えない。

なので、作ろうと思いますよ。
これのサイズ違いね。
コレットチャック
他のルーターとコレットが共通で使えたら良かったのですが、そうは都合が良くない。
そこで、Φ3.2のコレットを作ろうと思うのです。
ホントはΦ3.0もあれば良いのでしょうが、大体のルーターはΦ3.2がΦ3.0代わりでもあるみたいなのです。
だめだったらΦ3.0用も作ればいいし、まずは、Φ3.2から作りますよ。

現物を測って図面を作りました。
コレットチャック v1

collet
(この図面はFUSION360の機能で書いています。その機能もまだよくわからないし、図面の常識も知らないので変な図面かも知れませんが自分的にはこれで分かります(^.^;)

3.2ミリのドリルは持っていないので買わなきゃならないかな?
Φ3.0エンドミルを上手く使って少し広げるか・・・ドリルを買う方が確実ですよね。

0.5ミリのスリットを入れるための道具もないんですよね。
1ミリのメタルソーぐらいしか無い。
ルーターの切断砥石なら0.5ミリぐらいかも知れないけど手持ちで操作しなきゃなので上手くスリットが切れる気がしない。
まぁ、1ミリのメタルソーなら細身のビットにも対応できそうだから良いかもね。
材料は残っているはずのΦ6.0真鍮丸棒・・・と思って探したんですが見つからない(^.^;
ミニマグネットベース用のエクステンションステーで失敗したボルトが残っているので、それを使おうかな。

番外編 (デュアルスピードフォーカサーは自作可能なのか?)

Gitzo三脚使いのアルアルでしょうか?
新たに買増したINNORELのカーボン三脚の収納時に血豆を作ってしまいます(T_T)

まぁ自分の仕舞い方が悪いのでしょうが、自分が使っているGitzoの大型アルミ三脚との違いで手痛い目に何度も遭ってますorz...
chiame
この写真では人差し指の付け根側に一つ。
それが治らない内に第一関節側にもう一つ。
気をつけているようでうっかりやっちゃうんですよねぇ・・・

三脚の脚を収納する時、三脚をひっくり返して持って固定具を緩めて重力を利用して収納するのが自分の儀式なんです。

Gitzoだとシューッと空気の抜ける音がしながらゆっくり降りてくるんですよ。
これに慣れているもんだから、INNORELの三脚を同じ様に仕舞うと、ストーンと一気に落ちてきて指を挟んじゃう。
固定具を握り込む時に気をつければ良いんだけど、長年Gitzoに慣れてしまった右手が勝手に動くこともあるんですよね。
これが地味にずーっと痛くて生きていることを実感させてくれるのですよ(^.^;
あぁ~あ・・・




さて、望遠鏡のピント合わせ時にあると便利なデュアルスピードフォーカサー。
以前は中華製の安いものが有ったんですよね。

もう何年も販売されていません。
ずーっと欲しいものリストに入れてあるんですが、もう生産されないのかなぁ?

それなら自作の道はあるのか?と考えて調べたりもするのですが、どうしてもギアを使うパターンにしか出会わない。
ギアは3Dプリンターでも旋盤でも上手く出来る気が全くしないんですよね。
いや、旋盤ではギアを作るような治具が無いから出来る筈もない。
そんな状態で悶々としていましたが、ふと、昔使っていたスカイセンサーのスプレッドダイヤルの事を思い出しました。

オーディオというか電子工作のパーツにバーニヤダイヤルがあるんじゃなかった?
と、調べてみると、そちらではギアは使われていない。
どちらかと言うと望遠鏡で使われているボールを遊星ギアに見立てたのと同じ方法で円盤を使っているのですよ。

旋盤で真球を作るのはかなりハードルが高いことだけど、円盤ならなんとかなるんじゃないかと思いました。

そこでこんな感じで試作してみようかなと・・・
組み立て方についてはまだ考えていません。
2SpeedFocuser1_1
入力の赤ダイヤルを回すと減速された回転トルクが青ダイヤルから得られる、って感じ。
※追記
入力と出力の関係が逆ですね(^.^;
勘違いしてますので読み替えてくださいね。

パーツ構成。
2SpeedFocuser
あ、これじゃ赤枠を作るのが難しいと気が付き凹凸を入れ替えます。
2SpeedFocuser2_1
こっちのほうが旋盤で削りやすそうです。
姿バイトを作ればなんとかなるんじゃないかなぁ?

これで上手く動くのならチャレンジしてみてもいいかなぁ?

見た目だけで適当に書きましたのでサイズの見直しは必須です。
現状、赤ダイヤルの外径が16ミリです。
青ダイヤルの出力軸は2ミリは確保できます。
試作するなら青軸径と赤ダイヤル外径をもっと大きくしなきゃダメですよね。

この状態で減速比とか計算していませんが、赤ダイヤル4回転で青ダイヤルが1回転するぐらいじゃないでしょうか?
10:1とか7:1でなくてもピント合わせに困らないと思われます。

工作精度が問われそうですが、ギヤで構成するよりは現実的かと・・・
やる気になるかどうかは別の問題ですけどね(^.^;


番外編 (セレストロン C70 Mini Makの鏡筒バンドを考える)

Amazonで汎用品のクイックチェンジツールポストを買いました。
quick_change_tool_post
コレは、バイトホルダーとそのホルダーをクロススライドに固定するポストから構成されていますよ。
バイトホルダーは高さの調整ができる構造になっていますので、Emco UNIMAT4でも高さについては全く問題が有りません。
アリガタ式でワンタッチで交換ができます。
バイトホルダーをバイトの数だけ持っていればサクッと交換して即切削が出来るという便利ツール。
まぁそんな贅沢はできませんから、実際にはバイトを替える都度高さの調整をして使う事になりますが、それでもかなり効率は上がるでしょう。

問題は取り付け方だけですね。
付属の取り付けボルトはM10とM8です。
とは言え、M10用の治具しか付属していませんからM8では工夫が要ります。
そのままでも”大は小を兼ねる”で使えないことはないみたいですがね。
Emco UNIMAT4の取り付けにはM10をM6に変換しなければなりません。
まぁそんなに大変じゃないですね。
やることは簡単。
M10ボルトの先を削ってM6ネジを作ればいいのです。
※測りました。M10X70キャップボルトの頭から12ミリをΦ6にしてM6ネジを切り更に3ミリ短くする(ネジ長67ミリ)でOK
また、別ネタとして後日取り上げますよ、多分。



先日、手に入れた”セレストロン C70 Mini Mak”の鏡筒バンドについて考えますよ。
いつもなら迷うこと無く普通の鏡筒バンドにするところですが、今回は鏡筒がラバー外装なので試してみたいことがあるんですよね。
リングとラバー外装の間にはそこそこのフリクション抵抗が生じる筈。
いつものようにリングを開閉式にしてネジで閉めて固定する、なんてことをしなくても固定できるんじゃないかと思うわけです。

という事で、試作案です。
鏡筒バンド-A-0
C型のオープンリングでパチっと嵌め込むだけでイケるんじゃない?

別角度。
鏡筒バンド-A-1
この図はPORTA 経緯台に取り付けるイメージです。
リング間にアルカスイス互換プレートを取り付けてPORTA 経緯台に固定します。
前後バランス調整も簡単ですね。
ビクセン規格のファインダー台座付き。

本体の雲台用台座&ピントノブとの干渉もありません。
鏡筒バンド-A-2

鏡筒バンド-A-3

普通のカメラ雲台に取り付ける時はスコープを90度回転させて取り付ければいいだけの話。
リングを使わなくてもいいけど、その場合、前後バランスは調整できないね。

コレは2案目。
最初はリングをもっと短くしてゴムバンドで押さえる案だったのですが、ちょっと面倒くさいなと思ったのでボツ。

このまま3Dプリンターでプリントしても良いのですが、もう少し、スコープを弄り回して考えをまとめてからプリントに入ります。

番外編 (Emco UNIMAT4の送りハンドルを考える その2)

この旋盤に限らずC0等ミニ旋盤の動画を見漁ってますよ。
するとハンドルを3Dプリンターで作っている人が少なからずいるんです。
金属パーツももちろん使っていますがホイール自体は樹脂にしている人がいるんですよね。
確かに、ハンドル自体にはそれほど力は掛からないので樹脂でもいいかな?オリジナルも樹脂製だし、その方が思ったサイズに出来るしね。
試作という位置づけで暫く使うのも有りだなと思い直して3Dプリンターで作ってみようという気になりました。

まずは手持ちの金属パーツのサイズを測って、それから、旋盤のテーブルとのクリアランスも改めて確認しました。

元のハンドルはこんなのです。
hand_wheel-4
hand_wheel-5
つまみが一体成型なので回らないんですよ。
ハンドル外径は30ミリです。

コレをこんな感じで作りますよ。
hand_wheel 1
hand_wheel 2
hand_wheel 3
ハンドル外径は45ミリ。
つまみの長さは手持ちのスペーサーが35ミリだったからそれで書きましたが、実際には20ミリぐらいにするつもり。
中のネジもキャップボルトではなくもうちょっと見栄えのするネジを探してきます。
あと、目盛りはどうしようかな?
リセット可能な半固定式で作る?
送りネジはM6P1.0なので、一回転1ミリと目盛り自体も作りやすくなっています。
ちょっと考えておこう・・・

明日、Amazonで注文したトップスライドが届きます。
そのままでは不具合があるらしいので、何処をどう調整したら快適に使えるようになるのか・・・弄り回してみようと思います♪

番外編 (KENKO C125S 各部詳細図 主鏡周り)

落札したシュミットカセグレン望遠鏡を整備していきますよ。

今日は主鏡周りの仕組みを分解して調べました。
C125S_主鏡_1
鏡筒に4本のネジで固定されています。
CAD上ではうっかりネジ3本で書いちゃいましたが4本が正解です。

主鏡もバッフルも調整機構はなくセルに固定されています。
ここをバラすにはまずこちらのイモネジを緩めます。
C125S_主鏡_4
かなり細い六角レンチがないとダメですよ。
0.9mmなのかな?
なんでこのレンチを買ったのか覚えていませんが、何年か前に買ったレンチがピッタリでした。

この鏡筒はバラされた跡があります。
鏡筒内側やバッフル内に植毛紙が貼ってあるので、前オーナーがそれを貼るためにバラしたのかも知れません。
ただ、このイモネジに気がつくのが遅れたのかバッフル側のイモネジが当たる箇所は無理に回した痕跡がありました。

それとも元々植毛紙は貼られていて、他の目的でバラそうとしてバラせずに諦めたのかも知れません。

そもそもこの望遠鏡の詳細は全く分からないのですよ。
ググっても何もヒットしない。
カタログのPDFしかないんですよね。
ま、そういう意味でも各部を確認して明らかにしていきたいと思っています。

主鏡周りの構成はこんな感じ。
C125S_主鏡_2
バッフルにゴム環3枚で挟まれてます。
セルとのねじ込みが少し緩んでいてガタついていました。

接眼部のネジはM44P0.75っぽいです。
C125S_主鏡_3
確認のために3Dプリンターでそのネジを作って嵌めてみます。
古いニコンの望遠鏡にはこのネジ(M44P0.75)が使われている機種があるようですが、アダプターとかの販売は現在ではないようですね。

明日は副鏡側をバラしますよ。
光軸調整は副鏡のみで行うようです。

今後の計画。
・整備&清掃&光軸確認
・ファインダー台座の作成
・鏡筒バンド/ヒップサポートの検討
・バーティノフマスクの作成
・ソーラーフィルターの作成
・専用ケースの作成
と、こんな感じかなぁ?
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