野鳥撮影など普通の望遠レンズとしてボーグの対物レンズを使う際の代替品として、自分はVARI7000というスリービーチ社の望遠レンズ鏡筒を使っていました。
理由はこのレンズの仕様が420~700mmで鏡筒はそれに対応したドローチューブがあるからなんです。
これを使うと最短撮影距離が1~2mからと大幅に短縮できるから。
普通はそんなに寄れないでしょ?
野鳥の中には人間なんか眼中になくほんの2~3mの距離で餌を探す奴らもいるんですよ。
過去にエナガの群れに取り囲まれドアップの写真を撮ったことがあって、それ以来このシステムにゾッコンなのです。
まぁ見た目のハッタリは全く効かないですが(^^;)
キャノンとかの大砲レンズを見るとスゲーなぁと思う一方で、こっちのもスゲェんだぞとひそかに思ったりするわけで。
そんなVARI7000ですが、いくつか種類があるようです。
自分が使っているのは古い型なのかな?
一方、先日ヤフオクで落札したジャンク品(500円)は対物レンズの取り付け部が一回り大きいものでした。
比べてみると・・・。
右が新しくゲットしたVARI7000。
どこが違うか見ればわかると思いますが一応アニメーションで・・・。
以前はM57メスネジにΦ62の対物レンズが一回り大きいセルと共についていたんです。
今回落札したのは一回り位大きいセルが接着されていて、そこに対物レンズがΦ62の銘板付きリングで固定されていたんです。
M57メスっぽいネジ切りが奥に見えるんですが、どうにも分解できない。
今は3Dプリンターユーザーですからこんなことは問題になりませんよ。
こんなアダプターを作ればいいんです。
実物。
”M62-M57”の文字はつぶれちゃいましたが、ネジの方は大丈夫。
実際にはもう少しΦ60延長筒を足して無限遠が出るようにしますよ。
これでフィールド用鏡筒が2本となりました。
対物レンズを組み替えて持ち出さなくとも、2本はフィールド用として常備できるようになった訳です。
71FLでも60nでも組んでおいて、フィールドの状況やその日の気分で焦点距離を選んで出撃できるわけです。
さぁ、状況は整った!
後はフィールドに出るだけだ!!!
あ、まだ接眼側のパーツ(マウントとか)は準備してなかったっけ(^^;)