miniBORG50関連

番外編 (ボーグ60鏡筒の代わりには難しい新VARI7000鏡筒)

野鳥撮影など普通の望遠レンズとしてボーグの対物レンズを使う際の代替品として、自分はVARI7000というスリービーチ社の望遠レンズ鏡筒を使っていました。

理由はこのレンズの仕様が420~700mmで鏡筒はそれに対応したドローチューブがあるからなんです。

これを使うと最短撮影距離が1~2mからと大幅に短縮できるから。

普通はそんなに寄れないでしょ?

野鳥の中には人間なんか眼中になくほんの2~3mの距離で餌を探す奴らもいるんですよ。

過去にエナガの群れに取り囲まれドアップの写真を撮ったことがあって、それ以来このシステムにゾッコンなのです。

まぁ見た目のハッタリは全く効かないですが(^^;)

キャノンとかの大砲レンズを見るとスゲーなぁと思う一方で、こっちのもスゲェんだぞとひそかに思ったりするわけで。

 

そんなVARI7000ですが、いくつか種類があるようです。

自分が使っているのは古い型なのかな?

一方、先日ヤフオクで落札したジャンク品(500円)は対物レンズの取り付け部が一回り大きいものでした。

比べてみると・・・。
f0331378.jpg

8ac660ed.jpg

右が新しくゲットしたVARI7000。

どこが違うか見ればわかると思いますが一応アニメーションで・・・。
805d7153.gif


以前はM57メスネジにΦ62の対物レンズが一回り大きいセルと共についていたんです。

今回落札したのは一回り位大きいセルが接着されていて、そこに対物レンズがΦ62の銘板付きリングで固定されていたんです。

M57メスっぽいネジ切りが奥に見えるんですが、どうにも分解できない。
cedca30d.jpg

 

今は3Dプリンターユーザーですからこんなことは問題になりませんよ。

こんなアダプターを作ればいいんです。
68199c4f.jpg

実物。
c13985ef.jpg

”M62-M57”の文字はつぶれちゃいましたが、ネジの方は大丈夫。

adfca9a0.jpg

アダプターをねじ込んで・・・。
0a8787e7.jpg

対物レンズを装着!
f3bededd.jpg

実際にはもう少しΦ60延長筒を足して無限遠が出るようにしますよ。

 

これでフィールド用鏡筒が2本となりました。

対物レンズを組み替えて持ち出さなくとも、2本はフィールド用として常備できるようになった訳です。

71FLでも60nでも組んでおいて、フィールドの状況やその日の気分で焦点距離を選んで出撃できるわけです。

 

さぁ、状況は整った!

後はフィールドに出るだけだ!!!

あ、まだ接眼側のパーツ(マウントとか)は準備してなかったっけ(^^;)

今日の星空 (アトラス彗星(C/2020 M3))

ここしばらく、ヤフオクで塗装ブースってどんな感じで取引されているのかウォッチしていました。

大体12,000円ぐらいからが目安なのかな?

そんな中、1円スタートの出品がありました。

いくらまで上がるのかな?と注視していると・・・誰も入札せず終了を数度繰り返しましたよ。

へんなの、最低入札価格も決まっていないのに・・・よくある大した値が付かないと勝手に入札を取り消す出品者なのかな?と入札履歴を見てもそんな形跡がありませんでした。

たいがいそういうのは関係者らしき人(出品者とは違うが特定のIDの人がコレをやる)が最高値で入札して終了、その後、入札取り消し→再出品の流れです。

どういう事かな?と詳細を見て気が付きました。

送料が未定だ!

こりゃ送料が1万以上のパターンだなとピンと来ましたよ。

評価を見ると・・・ありました、送料詐欺か!というクレームが。

評価が98%ぐらい良しとされているので、その内にこういう評価も何らかの手段で消されるんでしょう。

気を付けないといけませんね。

総額いくらなのか、必ず確認しないと引っ掛かっちゃうよね。



さて、昨夜というか今朝というのか、風が穏やかで雲は無さそうでした。

23:30過ぎに近所の海岸へ行ってみましたよ。

霞んでいるのかな?思ったよりも星が見えません。

駿河湾上だけ星が見えてオリオン座周辺は何とか撮影できそうでした。

北極星はうっすらと肉眼でも見えました。

ということで、標題の彗星に狙いを付けましたよ。

南中すると街灯りとの境目に突入するぐらいのタイミング、短時間勝負だ!



こうなりました。
0926f8ee.jpg

(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO3200 60secX24 LPS-D1 Skymemo-S)

撮影を始めてしばらくすると風が出てきて嫌な感じになりましたよ。

その影響かな?TWIN鏡筒で20枚×2の40枚撮ってDSSで80%採用するように処理したんですが、24枚しかスコアが付かなくて半分ぐらい無駄になりました。

あと、彗星核基準などの処理も上手く出来ませんでしたよ。

なので↑は普通にスタックした結果です。


オリオン座の派手な領域とのコラボには縁がありませんでしたが、久しぶりの彗星をゲットしました!!!

因みに8×32の双眼鏡では彗星は全く見えませんでした。

今日の星空 (miniBORG50 TWIN鏡筒でアンドロメダ銀河)

アメリカって変な国。

選挙で不正とか簡単に出来ちゃうぐらいのクオリティなの?

っていうかその程度の国民(選挙に携わる人たち)の意識なのかな。

そうでなければ、不正だって言う輩に大統領の資質ってあるの?

アメリカも日本もニュースでトップの話題が出ると聞くに堪えないっていうか、チャンネル変えちゃうようになりましたよ。

でもそんな時は大体どこのチャンネルでも同じ話題を扱っているんだよなぁ・・・。

で、教育テレビ(今はEテレ?)の見たくもない番組を見る羽目になる。

BSにしてもショップチャンネルだったりして、それを見るよりはマシってね。



今日の昼間は雲が流れてはいるものの、空気は澄んでいる感じでした。

ここ数日では一番いい感じ。

日没後はどうなんだろう?と雲を気にしていましたよ。

日没後、雲が全面に広がり始めましたが、それもすぐに引き始めました。

いい具合になるかも?と思ったので、セッティングをして待ちましたよ。

18:20ぐらいから撮影を初めて19:40には撤収完了。

ライトフレームを40枚×2台、ダーク&フラットは各10枚×2台を撮影しました。

帰宅時の寄り道という撮影スタイルにはTWIN鏡筒って最高ですね!



鏡筒2本になるとダーク&フラットの作成&適用がややこしい。

右鏡筒の分と左鏡筒の分、それぞれ行うので途中で分からなくなっちゃうことがありますよ(^^;)

まぁ慣れの問題でしょうが。



Rstackerでダーク&フラット処理した撮影データの80%をDeepSkyStackerで判定させて処理しました。

その後、リサイズしてFlatAideProとPhotoshopCS2で調整しました。

コレがいつもの画像処理の流れです。

その画像。
3bbd8599.jpg

(SONY NEX-5N(改) miniBORG50+レデューサ0.85xDG ISO1600 60secX64 LPS-D1 Skymemo-S)

2倍DRIZZLEで縦構図に切り出し。
2cb06a70.jpg



撮影時の様子。
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撮影領域は。
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画角中央付近に薄っすらM31がありますよ。

ピントは手前の機材なのでボケちゃってますが。


撮影風景の写真は、どちらも、丁度、釣りの車が通過して照明代わりになってくれました。


番外編 (miniBORG50のフードは外径にバラつきあり)

3スプール目のABS樹脂があと9巻きぐらいで終了です。

消費スピードが上がったなぁ・・・TWIN鏡筒が大物だったんだろうなぁ。

4本目をAmazonで購入しました。

このABSですが、よ~く見ると販売者も在庫先も全く同じで2,880円と2,380円の物が登録されています。

で、後者はレビュー無し。

なんか違うのか?と思って説明文をよ~く見ると、印刷温度に10℃差があります。

安い方が低い温度で220~250度となっているんです。

ロットの違いでしょうか?

どちらかが改良された製品なのかな?

だとすると値段の高い方が改良後か?

取り扱い開始月はどちらも同じ。


当然安い方を買いました。

理由は簡単、こっちの方が温度的には所有する3Dプリンターに合っているから。


でもどうなんでしょう?

今までのと違った性質を持っていたりして・・・まぁ、使ってみればわかりますね。




さて、そのABS樹脂で作っていたMiniBORG50用のフラット&バーティノフマスクアダプター。

片方の鏡筒だけきついんですよね。

プリンターの精度が悪いのか?と疑問に思いながら、チマチマダイヤモンドヤスリをルーターに付けて整えていたんですが・・・。

手間がかかりすぎる!!!

ちっともサイズが合わない!!!







あ、何年か前にジャンクボックスから救ってきた超硬バーってのがあったはず。

と、工具ボックスの中を見るとありましたよ。

「マスター超硬バー CB2B002」というモノ。

確か、新品で300円で買ったと記憶しています。

これをルーターに付けて削ってみると・・・削り過ぎず、でも、しっかりと整えることが出来て、あっという間にジャストフィット。


道具は使いようですね。

手に入れておいてよかったぁ!

コレです。
6eddd574.jpg


右のアダプターが削ったヤツ。


よくよくMiniBORG50のフードサイズを測ってみると・・・。
1295fb9e.jpg

358a4689.jpg


結構違うんすね。

60mmで考えて作ったのでそりゃぁ入り難いはずだよ。

設計上は60.3mmで作って、拡大率100.3%でプリントしていました。


これでスッキリしましたよ。

同じ物が2つあるときは、両方測ってみないとダメですね(^^;)



番外編 (先日作ったフラットフィルターを使ってみた)

とは言いましても、改めて、撮影に臨んだわけではありません。

曇り空の今日、夜空に向けてフラットだけ撮ってみたんです。

それを先日のM42付近の写真に適用してみたってな訳ですよ。


実は、レンズはクリーニングしちゃったんですよね。

その分、前回とは条件も変わってはいると思いますが、それは良しとします。

空の状況も違うので露出も合わないかな?と思いながら前回と同じ設定で左右10枚づつ撮って処理しました。

結果です。
207235c1.jpg


使えそうですね。

良かった良かった。

謎の薄い白点がいくつかありますが、クリーニングでゴミが無くなったところなのかな?

前回の画像はこちら。
98cee138.jpg


薄い白点の位置がゴミの位置とは違うような・・・まぁ気にしてしょうがないね、別撮りでやっているんだから。

週末は天気が良いみたいだけど、月は明るいね。

でも、何か撮ってみようと思います。

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