PORTA経緯台用目盛環のニュータイプはプリントし終わっていますよ。
パーツを整えてスケールを作って貼り付ければテスト出来ます。
これが最終形になるんじゃないかと期待しています。


それを整える前に表題の工作をしていましたよ。
今のままではPORTA経緯台に他の望遠鏡を載せるのが面倒だから。
まぁ、工作というほどの事じゃないかな?
まだフライス盤を持っていなかった頃、ボール盤改のなんちゃってフライス盤でアルカスイス互換プレートを試しに作ってみたら、サイズを間違えてお蔵入りしたジュラルミンの材料があるんです。
2017年前後の話だと思うので6年ほど寝かせた材料です。
これがこのアダプターに使えるなと思ったので、急遽この工作(穴あけとネジ切りだけ)に取り掛かりました。

使うネジは無いのでプロショップへ適当なネジを探しに行ってきましたよ。
1/4-20UNCの皿ネジ×2とM8のボタンヘッド×2を買ってきました。
予備も2本づつ計4本づつ買ったので600円ぐらい掛かっちゃった。

先ずは余っているアタッチメントプレートWTを用意。
VtoA_AD_1

これに失敗作の材料を加工したプレートを固定します。
加工内容はM8の貫通穴2ヵ所をあけ座繰り加工、それとは別に1/4-20UNCのネジ切り2ヵ所をしただけです。
座繰りの穴径ではボタンヘッドが入らないのでヘッド外周を削って小さくしてありますよ。
キャップボルトを使うつもりだったんですが、M8のキャップボルトは頭が大き過ぎたのでボタンヘッドを採用しました。

M8のボタンヘッドでプレートを固定。
VtoA_AD_2

Amazonで買ったアルカスイス互換クランプを更に固定。
VtoA_AD_3

ホントはこのクランプの左右の穴を使って固定したかったんですが、M8ボタンヘッドの頭が干渉してしまうので真ん中と端の穴を使って干渉しないように固定しました。
強度的には問題ないでしょ。

これをPORTA経緯台に固定すればアルカスイス互換プレートの機材を載せられるようになります。
こういう穴あけにはボール盤はやっぱり便利ですね♪
サクッと作業が終わりましたよ。