カメラを使って遊ぶ事をメインにしています。野鳥写真、天体写真、それに付随する工作等です。
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番外編 (EMCO UNIMAT 4のあれこれ その20)

価格に釣られて2インチアイピースを買っちゃいました(^.^;
自分は2インチのアイピースは一つも所有していないのですよ。
つまり初の2インチアイピースです。
笠井さんの蔵出し品になります。
SV-30mm/60°のカメラ接続ができないモデルだそうで・・・試作品なのかな?
税別3,500円だったんです。
2インチで新品でなかなか無いですよね、そんなの。
アメリカンサイズの30mmアイピース(見掛視界40°)とどのくらい見え方が違うのかステラリウムでシミュレートしてみましたよ。

アメリカンサイズの40°
1_25inch

2インチの60°
2inch
まぁ見掛視界が違いますから見える範囲が広がるのは当たり前ですが・・・

問題は接眼部だな。
2インチが使えるのは屈折鏡筒しか無いんですよね。
使い勝手がよかったらおいおい接眼部を考えますかね。


さて、アイピースが届くのを楽しみにしながら旋盤のクイックチェンジツールポストを弄っていました。
以前、ツールポスト底面の面精度が良くない事は書きました。
今日はペーパー掛けをして具合を見ていたんですよ。
すると、クロススライドもなんだか怪しい事に気が付きました。
試しに砥石を当ててみたら・・・

tool_post_issue_1
ちょっと見づらいけど、こっちも面が出ていないみたい。
テストインジケーターでチェック。
tool_post_issue_2
砥石の当たり方で感じたのとは違って、芯押し台方向に徐々に高くなっているみたい。
写真を見ると中央が窪んでいるのかな?って思ったんだけどね。
多分、ほんの少し中央部が凹んでいるんだと思う。
ツールポストの底面を整えたことで大分使い易くはなったんだけど、ちょっと気になるな。

この前整備した”ミニマグネットベース80N B-2”を使ってみたんですが、コンパクト過ぎてこのチェックには使えませんでした。
そこでこんな取り付け治具を作ろうと思います。
ext_arbor
エクステンションステーと言いますかね。
そのままでは、クロススライドに載せてワークのチェックをするには良い大きさなんですが、少し腕が短くて他の用途には使えない感じだったんですよ。
この上の機種B-3には標準で89ミリの同じようなステーが付属しているみたい。
89ミリじゃ長すぎるので↑は50ミリぐらいで考えています。

番外編 (AstroSurfaceの操作 太陽編)

このソフトを使い始めて2年が経過しました。
今では太陽/月はこのソフトでしか編集していませんね。


このソフトの良いところは・・・
・このソフトだけで完結する
・処理が速い
・わかりやすい
と、慣れれば今更REGISTAXに戻る気は起きませんよ。

我流ですが、太陽/月の処理の流れを記しておきますね。

早速、処理過程をスクショしようと思ったら、”まてよ?バージョンアップされているかもよ?”という考えが湧いてきて、ググったらその通りでした。

なので、Newバージョンでの処理方法となります。
古いバージョンの方はV-UPをおすすめします。

起動するとこの画面が最初。
as_1

画面構成はこうなっています。
as_2
メニューが赤枠
よく使う機能が水色枠にまとめられています。
緑枠は解説やヘルプ等のメッセージが場面場面で表示されます。

では太陽の処理を始めます。
まず、アナライズから。
as_3
メニューからアナライズを選び、撮影したファイルを読み込みます。
as_4
動画ファイルならそちらを選ぶことになります。
(動画で処理したことはないのでそちらの処理はわかりません、あしからず)

ファイル形式の確認画面が出ます。
OKを選択して次に進みます。
ここの選択方法が前バージョンと少し変わりましたよ。
as_5
①”DETECT”を押します。
②▲を押しリスト内の数値を上げていく内に画像内から検知範囲が見つかります。
その上のSHIFT MAXは指定した画像内での対象が画像毎にどのくらい動いているのか上限値を指定するのかと思いますが、特に数値を変える必要はなさそうです。

数値を上げていくと検知範囲が表示されます。
この範囲の大きさの意味はわかりませんが、自分はいつも一番大きな範囲になるように指定しています。

選ばれた範囲をダブルクリックすることで次に進めます。
as_6
この画像はダブルクリック後です。
すると②が選択できます。
”Algo C”(Disk~)を選びます。

次に①”Open Graph~”にチェックを入れ、”Analyze”をポチッとな。
as_7

解析が終わるとグラフが表示されます。
as_8

解析結果から処理する枚数をグラフ上で指定します。
as_9
自分はいつもこんな感じで指定してますね。解析結果の良い画像だけを選択しているつもりです。

スタック処理法と中間ファイルのファイル形式を指定をします。
as_10
スタックが完了すると読み込んだフォルダ内に指定したテキストと処理方法を記したファイル名がついたファイルが吐き出されます。
(後で処理をやり直したくなったらこの中間ファイルを読み込んで再ウェーブレットすれば良いね)

イメージサイズは?マークを押すと表示されます。
クロップは後処理で行いますので使ったことがないですね。

スタックが終了したときの画面。
吐き出したファイルが既に読み込まれています。
このままウェーブレットなどの処理に進みますので”EXIT”を押します。
as_11

確認画面が出ますがそのまま進めますよ。

スタック後の画像が表示されますが、ダイアログボックスが残っていますので閉じます。
as_12

ここから画像処理となります。
自分の流れは
・レベル調整
・ウェーブレット
・背景処理
・リサイズ
が基本です。

これ以外には
・Local Contrast
・Crop
・Align RGB
・Swap Channels
などを使うことがありますね。

レベル調整について。
as_18
"with ROI"を選んで範囲をこんな感じで指定し”Do ROI”をするといい感じになることが多いです。

ウェーブレット処理について。
ウェーブレットを選んだら、まず、”Reset”しています。
as_13
前回の設定値が表示されていますが、同じ条件で撮影できているわけではないので最初から設定し直すためです。
赤枠内にはどういう処理をすれば良いのか表示されています。
前バージョンとは順番が変わっています。
今回の説明では前バージョンの順で説明します。

まず範囲を指定します。
次に②”Wavelets HF”を調整します。
as_14
”Strength”は最大のままHFフィルターを少しづつ掛けていきます。
掛かり過ぎなら”Strength”を徐々に下げます。

ザラついて”やり過ぎ?”の状態で③”Noise Prefilter”を掛け様子を見ます。
これでいい状態になるなら②を再調整します。
交互にフィルターを掛けて良い感じになればOK。
結果がすぐに反映されるところがREGISTAXと大きく違います。

④の項目は掛けないことが多いですね。
変化が見られないことが殆なので。
まぁ、試してみてください。

最後に⑤”Reduce Noise”を設定します。
以前は”N1”がデフォルトで”X1”に指定し直して処理していましたが、今は”X1”がデフォルトになりました。

調整が終わったら⑥”Do All”を押し、設定内容を画像全体に反映させます。


背景処理について。
”BW-Point”を使います。
as_15
太陽周りのモヤモヤした背景をスッキリさせますよ。

①モヤモヤを一部でいいので指定します。
②”Set Black”を押すと・・・
as_16
スッキリしました。

リサイズについて。
as_17
水色枠のプリセットだけでやることが多いです。
↑では0.25を選択後、もう少し大きくしたかったので0.3に変更しました。
赤枠に変更後のサイズが表示されますので都合の良いサイズにします。

他の機能も試してみてください。
気に入る機能があるかも?

追加されたフィルターもあるみたいですが、使ったことがないので内容はわかりません。
徐々に試していこうと思いますよ。

最後に保存。
画像上で右クリックするとメニューが表示されます。
もちろんFileメニューからでもいいです。
as_19
”Save~”を選んで保存して終了です。
ここでファイル形式が選択できます。
ブログではJPEGにする必要がありますが、更に編集が必要ならそれに適したファイル形式で保存し終了です。

少しインターフェイスに癖があるかと思いますが慣れれば問題ありません。
ウィンドウ右上のメッセージ欄も見ると良いですよ。
英語のメッセージだけど”DeepL”などの翻訳ソフトを使えば理解できますし。

よかったら試してみてくださいね♪

今日の太陽 (20231127の太陽 黒点多いね♪)

最近、ノートPCの画面左上に細いラインが数本出るようになりました。
最初は1本だったのに今は4本。
1ドット×20ドットぐらいの横のラインになっている。
拡大してみるともっと細かいのがいくつもあるようだ。
pc_monitor
これはもうお疲れの症状なのかな?
そろそろノートPCの買い替えを考えなきゃならないのかな?
どーしよーかなー・・・



さて、久しぶりに太陽を撮影しましたよ。
13時過ぎに撮影したんですけど、ビックリするぐらい太陽が低いですね。
冬ってこんなに太陽の高度が下がるのかと導入して思いましたよ。
sun_20231127_12reg
黒点が多くて処理をする甲斐がありますね♪
望遠鏡も久しぶりに使ったな。
前回太陽の撮影をしたのが10/19のようなので、一ヶ月以上使っていなかったのか( ゚д゚)ポカーン

新しいおもちゃが手に入ったので、そちらの手入れが楽しくなっちゃってね。
もう少しすると工作に割ける時間が大幅に増えますので、更に望遠鏡からは足が遠のくかもです(^.^;

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